ブルゴーニュ コート・ド・ニュイのぶどう畑散歩ガイドブック

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baieベ(果粒)のかたちと構造

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果粒のかたちと大きさ

ぶどう果粒の形には、品種によって球形、楕円、たまご形、弓形など多様性がある。大きさも直径20~25mmの大、直径15mmほどの中、直径10mmほどの小にグループ分けされるなかで、pinot noirピノ・ノワールの果粒は球形に分類される。



果粒の外見

ぶどう果粒は、白い粉のようなもので覆われている。ぶどうの果皮がツヤ消しで、灰色がかっているのは、蝋質の層であるこのpruineプリュイーヌ(果粉)のせいだ。

baie3.jpg
左はティッシュで全体を拭き果粉を取り除いた果粒。右はなるべく擦らないよう置いた果粒だ。

このpruineプリュイーヌ(果粉)は、表皮に接着しているわけではないから、指でちょっと擦っただけでかんたんに取れてしまう。そして、cuticuleキュティキュル(クチクラ)でできた、ぴっかぴかの表皮があらわれる。



くわえて、ぶどう果皮には、雌しべの柱頭の名残りが1つと、lenticelleロンティセル(皮目・果点 )が点在する。
baie5.jpg

baieベ(果粒)の生長段階のページのvéraisonヴェレゾン(色づき期)のところでみたとおり、色づき前の果粒は葉緑素をもっていて、さかんに光合成をしている。その二酸化炭素をとりこみ、酸素をおくりだすための無数のちいさな穴が、コルク質になっているのだ。



果粒の構造

植物学の観点からみると、pépinペパン(種子)は3層の果皮で包まれている。

・もっとも外側のépicarpeエピキャルプ(外果皮)は、pelliculeペリキュール(果皮)。

・2番目のmésocarpeメソキャルプ(中果皮)は、果汁をたっぷり含んだpulpeピュルプ(果肉)であり、果粒の容量の大部分を占めている。

・もっとも内側のendocarpeオンドキャルプ(内果皮)は、種子を入れる室のとても薄い膜。この写真では見ることができない。

baie7.jpg
写真は、小花梗の一部とぶどう果粒を縦に切った断面だ。





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PN150100.jpeg Pinot Noirピノ・ノワール図鑑 もくじ
 このカテゴリーのもくじです。



feuille1150100.png feuilleフイユ(葉)のかたち
 -PinotNoirピノ・ノワール図鑑-
 生長期に大きく広がった葉身を見てみると
 5つのパーツに分かれていることに気がつく。  



vrilleexperience150100.png vrilleヴリーユ(巻きひげ)外側と内側の法則
 -PinotNoirピノ・ノワール図鑑-
 複雑に見えていた巻きひげは、一つの基本形と
 その発展形に分けられることに気がつく。
 そしてそれらの形はおもしろい法則に従っている・・  



bourgeon1150100.png bourgeon axillaireブルジョン・ナクスィレル(腋芽)
 -PinotNoirピノ・ノワール図鑑-
 人間のからだの形に例えて、枝が胴体、葉身が掌だとすると
 葉柄が腕。この例えでいくと、葉腋はわきのしたじゃなくて
 わきのうえ。 



/bourgeon4150100.jpeg bourgeon anticipéブルジョン・ナンティスィペ
 -PinotNoirピノ・ノワール図鑑-
 腋芽は、その発芽するタイミングによって2種類に分類される。
 そして、この2種類はそれぞれに
 まったくことなる生長を遂げることになる。 



/baie1150100.jpg baieベ(果粒)の生長段階
 -PinotNoirピノ・ノワール図鑑-
 受粉・受精後すぐに、子房はとても速いスピードで
 大きくなりはじめる、果粒の生長の最初のこの段階を
 nouaisonヌエゾン(結実)と呼ぶ・・・









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