ブルゴーニュ コート・ド・ニュイのぶどう畑散歩ガイドブック

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17. 剪定の道具

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こちらは主に昨春発芽した0歳(次の4月で1歳になる)の枝を切るsécatuerセカター(剪定鋏)



指を4本掛ける方の柄が、くるくる半回転するようになっていて、手にかかる負担を軽減している。




わたしがtailleタイユ(本剪定)に使っているsécatuer électriqueセカター・エレクトリック(電気剪定鋏)。オレンジの箱がバッテリーで、充電して使う。リュックサックのように背負って、スイッチを入れると鋏の刃が開き、指でレバーを引くと刃が閉まって枝が切れるという仕組み。

これなら楊子より細い枝から、cordonコルドンの太いbrasブラまで楽に切り落とせる。自分の判断が瞬時に刃先に反映されるのでストレスフリー、腱鞘炎防止ができるだけでなく、ひらめきをすぐに形にできる夢の道具だ。



こちらは右利きの人が左手につける保護用手袋。指の部分に5本の金属の筒が入っていて、剪定鋏の刃が入らないようになっている。2011年の冬から、MSA(農業者社会共済制度)の組合より剪定時のこの手袋の装着が義務づけられている。



鋏の開閉が滑らかになるよう、時々グリスをさす。



つねに砥石で切れ味を保つ。刃は鋏なので和包丁と同じ片刃だ。しのぎから刃先までを長く薄くして、切るときの樹に与える衝撃を和らげたい。



そして重要なのが、ぶどう樹の病気の伝染予防。刃にスプレーをして30秒待ち、きれいな布で拭き取る。

いくつかのmaladies du boisマラディ・デュ・ボワ(ぶどう樹の病気)は、剪定鋏によって媒介される。それらは枝の中に寄生しているカビ(複数存在する)で、数年かけてぶどう樹を死に至らせる。枝の切り口にいたカビが刃に移り、同じsécateurセカターで、その隣の樹の枝を切ったときに、そのカビが切り口に残り、樹の中に侵入するからこまめにスプレーをして感染を防ぐ。




 

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