ブルゴーニュ コート・ド・ニュイのぶどう畑散歩ガイドブック

〜 Terroir, Climats, Vieille Vigne et Nos Tables 〜

27. ébourgeonnageエブルジョナージュ(摘芽): guyot simpleギュイヨ・サンプル

fait par Nos Tables  le   0 commentaires
HOME > Vieille Vigneの仕立て方 もくじ > 27. ébourgeonnageエブルジョナージュ(摘芽): guyot simpleギュイヨ・サンプル

冬のtailleタイユ(本剪定)でつくったbaguetteバゲットから発芽した芽の中から、必要な芽だけをのこしてほかの芽を摘む。それがguyot simpleギュイヨ・サンプルにとってのébourgeonnageエブルジョナージュだ。


のこす芽の選び方 芽の数と発芽している場所は



tailleタイユ(本剪定)のときにのこした芽の数はcrochetクロッシェには2芽、baguetteバゲットには4~8芽だった。4~8芽と幅があるのは造り手によって目指す方向性がちがうから。

のこされた4~8芽からこのébourgeonnageエブルジョナージュで再度ふるいにかけて芽を減らす。いや、減らすというよりも、そのぶどう樹の状態にあわせて芽の数を調節するという感覚。

ébourgeonnageエブルジョナージュでのこすのはcrochetクロッシェには2芽(そのまま)、baguetteバゲットには3~6芽だ。

また具体的にどの芽を残すかは、tailleタイユとおなじで人によってことなってくるが、基本的にはbaguetteバゲットから垂直に上に発芽する芽をのこしたい。生長中に土に触れるリスクを少しでも減らすことができるからだ。

上のébourgeonnageエブルジョナージュの図ではtailleタイユ(本剪定)のときにbaguetteバゲットに7つのこした芽を3つにまで絞り込んでいる。また、baguetteバゲットから垂直に上に発芽する芽をのこし、交互に位置する下側の芽を摘んでいる。


芽の数を適切にすると

・のこした芽(枝)になるぶどうに栄養を集中させることができる。ひいては、その畑特有の特徴を備えたぶどうとなる。つまりその区画(climatクリマ)の潜在性を受けとったぶどう房を恵んでくれる。

・その樹の樹勢にあった芽の数を判断しのこすことによって、樹に無理のない生長を促せる。

・芽と芽のあいだの芽を摘むことで、生長後に枝や葉が茂りすぎず、日光や風をぶどう房に充分に届けることができる



 



関連記事                                       


VV1300100.jpg Vieille Vigneヴィエイユ・ヴィーニュの仕立て方 もくじ
 このカテゴリーのもくじです。



VV8300100.jpg 8. tailleタイユ(本剪定): guyot simpleギュイヨ・サンプル
 -Vieille Vigneヴィエイユ・ヴィーニュの仕立て方-
 垣根仕立ての中でもブルゴーニュのコート・ド・ニュイで
 最も一般的な仕立てが、guyot simpleギュイヨ・サンプルだ。



VV9300100.png 9. tailleタイユ(本剪定): guyot simpleギュイヨ・サンプル 2
 -Vieille Vigneヴィエイユ・ヴィーニュの仕立て方-
 baguetteバゲットって、パンじゃないの?



VV23300100.jpg 23. attachageアタシャージュ(baguetteバゲットの固定)
 -Vieille Vigneヴィエイユ・ヴィーニュの仕立て方-
 baguetteバゲットを水平に寝かせることで得られる効果とは



VV26300100.jpg 26. 2種類の摘芽 
 ébourgeonnageエブルジョナージュとévasivageエヴァズィヴァージュ

 -Vieille Vigneヴィエイユ・ヴィーニュの仕立て方-
 発芽した芽のなかから、不要と判断した芽をつみとる仕事が摘芽だ。
 では、2種類の摘芽のちがいは・・


 Climatクリマとは、何か。- 2つの異なるClimatクリマの定義 -
 climatクリマということばには、2つの意味がある。
 しかもブルゴーニュのワインにとって、両方ともが重要。
 『climatクリマ1』と『climatクリマ2』をはっきりさせましょう。


Postez votre commentaire

管理者にだけ表示を許可する