ブルゴーニュ コート・ド・ニュイのぶどう畑散歩ガイドブック

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11. tailleタイユ(本剪定): cordon de royatコルドン・ド・ロワイヤ 2

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今日は、cordon doubleコルドン・ドゥーブルを仕立ててみよう。
なぜdoubleドゥーブル(=ダブル)なのかというと、水平に広がる枝brasブラ(腕)が2本あるからだ。

さて、この剪定はコルドン・サンプルからスタートする。
こちらが、落葉後のcordon simple
                 

・幹にあるcrochetクロッシェから、ギュイヨ・サンプルの要領で、新しいcrochetクロッ
 シェとbaguetteバゲットを1つずつつくる
・brasブラの上の2つのcrochetクロッシェは、通常通りcordonコルドンとして剪定する
              
幹にあるこのcrochetクロッシェは、baguetteバゲットより高いところから発芽しているように見えるけれど、重要なのは見かけの高さではなくて、より幹に近い芽から発芽しているということ。枝を選ぶのに迷ったとき、いつもacrotonieアクロトニーを意識することが何より大切。


今年の剪定はこの形まで。cordon doubleコルドン・ドゥーブルになるまでの過渡期。
     



さてさて、春夏秋がすぎて、また剪定の季節。落葉後をかいてみた。
       
左側
・旧baguetteバゲットの上に、均等な距離で、新しい2つのcrochetクロッシェをつくる
中央と右側
・旧crochetクロッシェからの2本の枝のうち、1本を新しいcrochetクロッシェにする

これで、cordon doubleコルドン・ドゥーブルの完成。ギュイヨ・サンプルにするところから数えて、4回目の剪定だ。
      


こうして見てみると、漠然とした茶色い樹だったものが、1本いっぽんの意味合いの違う枝の集合体として見えてきた。



そしてそれらの枝が何歳なのか、その枝がもっている芽が樹全体にとってどういう立場にあるのかを知ることで、その樹の未来も想像することができる。


来年、数年後、数十年後を、いく通りも想像できれば、tailleタイユ(本剪定)の精度があがるし、春から夏に掛けての仕事の重要性を知れる。



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